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[プレスリリース] アマデウス、2017年通期の業績を発表、グローバルな事業展開の強化により好業績を達成

全事業分野での安定成長および多角化戦略の成功が2017年通期の堅調な財務実績に寄与

15/03/2018.
 
2017 年通期決算のハイライト(2017年12月期)
  • 収入は8.5%増の48億5,270万ユーロ
  • EBITDAは9.7%増 の18億6,510万ユーロ
  • ディストリビューション分野では、旅行会社による航空予約総数が6.3%増の5億6,840万件に
  • ITソリューション分野では搭乗旅客数1が19.8%増の16億5,650万人に
 
2018年3月16日
 
世界の旅行業界向けテクノロジーパートナーであるAmadeus IT Group S.A.は、2017年通期において11億1,610万ユーロの調整後利益を達成しました。これは対前年比で22.5%の成長を示すものです。2017年の当社の収入は8.5%増の48億5,270万ユーロとなり、またEBITDAは9.7%増の18億6,510万ユーロに達しました。堅調な利益の伸びは好業績並びに財務コストおよび税金費用の減少に支えられました。2016年は28.2%であった所得税率は2017年には20.8%となりましたが、この税率は2018年開始の法人税率引き下げによるフランスおよび米国における繰延税金負債に対する調整の影響を受けたものです。
 
アマデウス 社長兼CEO(最高経営責任者)のルイス・マロトは次のように述べています。
 
「当社は2017年通期において堅調な財務成長を維持しました。全事業分野にわたる好調な伸びがEBITDAの9.7%増およびに調整後利益の22.5%増に寄与しました。」
 
「航空会社向けIT分野では、5月のサウスウエスト航空国内線フライトのアマデウス アルテアへの移行など重要な節目がありました。当社はまた、エア・カナダをはじめとする大手航空会社との主要契約を締結し、地理的多様性をさらに強化しました。実際に、2016年にはヨーロッパ地域外での搭乗旅客数は54.1%でしたが、2017年には57.7%となっています。
 
「当社はディストリビューション分野においても安定した成長を見せました。旅行会社による航空予約数は、業界の成長および当社の競争力2が0.6ポイント向上し43.9%となったことにより全地域において伸びを示しています。」

「当社は新ビジネス分野においても引き続き好調な成長を示しています。Premier Innは11月に当社のホスピタリティ向けプラットフォームの二つの主要機能(CRSおよびPMS)を契約しました。空港向けIT分野においては、オーストラリアからフランス、米国およびCIS地域など、全世界の空港との契約締結により顧客基盤を拡大しました。」

「旅行トラフィックおよび世界経済の成長見通し並びに当社事業に見られる上向きの動向を鑑み、当社は2018年も引き続き堅調に推移すると確信しています。」
 
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1搭乗旅客数(PB):少なくともアマデウス アルテアリザベーションおよびアマデウス アルテアインベントリ モジュール、またはNavitaireのNew Skiesソリューションを利用する航空会社が運航するフライトに搭乗した実際の旅客数。
2競争力は、旅行会社による航空予約分野(旅行会社によりグローバルCRS経由で処理される航空予約の総数として定義される)に関し、当社が有する旅行会社による航空予約数として測定。ただし、航空会社の社内システムまたは主に中国や日本、ロシアなど単一の国向けのサービス提供者により直接作成された航空予約は除外する。
 
 
 

2017年通期の財務ハイライト:

アマデウスの根本的な財務状況は好調に推移しています。2017年12月31日時点において、当社の財務制限条項に基づく純有利子負債は20億8,330万ユーロとなっています。(直近12ヶ月の財務制限条項に基づくEBITDAの1.12倍に相当)

6 月の年次株主総会では、当社株主は2016年利益からの年間総配当を承認しました。配当総額は前年比21.3%増の4億1,250万ユーロとなりました。これは2016年の計上利益の配当性向50%に相当します。12 月には、取締役会が2017 年に関して配当性向50%(承認された配当性向範囲である40%~50%内の最大パーセンテージ)を提案しました。

これに従い、取締役会は2018年の株主総会にて、一株あたり1.135 ユーロの最終総配当を提案し、その承認を求めることになります。これは2018年1月31日に支払い済みの一株あたり0.48 ユーロの中間総配当を含むものです。

また12月には、当社は自社株買戻し制度の形式により当社株主に対する特例報酬を発表しました。最大投資額は当社株式資本の5.69%を上回らない10億ユーロとなる予定です。同制度は最大で5億ユーロの投資による二つのトランシェを通じて実行されます。第一トランシェは解約不可で2018年1月1日から2019年3月31日までの間実施され、第二トランシェは当社判断による解約が可能で、2019年4月1日から2020年3月31日まで実施される予定です。
 
 
 

2017年通期の事業ハイライト:

ディストリビューション
 
_ 収入は31億3,760万ユーロ、対前年比で7.3%超の拡大
_ 旅行会社による航空予約数は6.3%増の5億6,840万件
 
当社のディストリビューション分野の成長は予約数の伸び、平均価格の上昇および予約以外による収入増により支えられました。
 
アマデウスを利用する旅行会社による航空予約数は、業界の成長および当社の競争力が0.6ポイント向上したことにより、全地域において安定した成長を見せました。好業績を収めている地域としては11.4%のアジア太平洋地域、10.0%の南米地域が挙げられます。
 
 
 
2017年、当社はTUI fly、エア・カナダ、WestJet、大韓航空、デルタ航空、Avianca ArgentinaおよびLCC数社を含む航空会社との間に55件の新規のコンテンツ契約締結または既存のコンテンツ契約更新を行いました。

アマデウスのインベントリのユーザーは現在、世界中のLCCおよびハイブリッドキャリア110社超のコンテンツにアクセスすることができます。2017年、LCCおよびハイブリッドキャリアの予約は対前年比で9%成長しました。

また、2017年を通じて、当社のマーチャンダイジングソリューションには引き続き当社顧客からの関心が示されました。年末には、エア・カナダ、マレーシア航空および全日本空輸株式会社を含む航空会社143社が間接チャネル向けにAmadeus Airline Ancillary Servicesを契約完了しており、これらの航空会社のうち115社がすでに同ソリューションを実装しています。また、航空会社66社がAmadeus Fare Familiesを契約しました。これは航空会社によるブランド運賃の流通を可能にするもので、このうち50社がすでに同ソリューションを実装しています。

また、当社は10月、IATAから新流通規格(NDC)のアグリゲーターレベル1認証を取得しました。この認証取得は、当社が2016年6月に取得可能な最高の認証レベルであったITプロバイダーレベル3の認証を取得した初めてのテクノロジー企業の一社となったことに続くものです。NavitaireもまたNDCレベル3の認証を取得しています。当社は2018年にアグリゲーターレベル3の認証取得を目指しています。
 
 
 
ITソリューション

_ 収入は10.8%増の17億1,510万ユーロに
_ アマデウスの搭乗旅客数は19.8%増の計16億5,650万人に
 
当社のITソリューション分野の収入成長は、航空会社向けIT事業および新ビジネス事業の好業績並びにNavitaireの統合(2016年1月26日より)により支えられました。
 
 

航空会社向けIT
 
2017年、搭乗旅客数は二桁成長を示しました。これは7.6%の有機的成長および航空会社による当社のPSSプラットフォーム実装(アマデウス アルテアまたはNavitaire New Skies)並びにNavitaireによる搭乗旅客数の統合に基づくプラス影響に支えられています。
 

 
 
5月、サウスウエスト航空は国内線のフライトをアマデウス アルテアに移行しました。この新システムは多数の機能を提供するもので、これにより同航空会社はフライトスケジュールを最適化したり、あらゆる出発地および目的地の組み合わせのインベントリをより簡単に管理したり、アンシラリーサービスの潜在可能性の価値を管理したり、イレギュラー発生時のフライト再予約を自動化したりできるようになります。同航空会社は2014年7月から国際線フライトでアマデウス アルテアの運用を開始しています。

マレーシア航空とクウェート航空もまたアマデウス アルテアを実装しました。Navitaire New Skiesを2017年に実装した航空会社の例としては、Go Air、Viva Air Peru、Andes Líneas Aéreas、TUI fly Belgium およびJetSMARTが挙げられます。

エア・カナダは10月、Amadeus Anytime Merchandising、Amadeus Revenue Integrityおよび Amadeus Passenger Recoveryを含む幅広い航空会社向けITおよびペイメントソリューションとともにアマデウス アルテアスイートのフルパッケージを契約しました。これは当社のエア・カナダとのパートナーシップをさらに強化するもので、3月に実施された、アマデウスのテクノロジーによる新しいaircanada.comウェブサイトの提供開始に続く取り組みです。

ヨーロッパ最大のリージョナルキャリアであるFlybeは11月にアマデウス アルテアスイートのフルパッケージを契約締結しました。加えて、同航空会社はAmadeus e-Retail、Amadeus Anytime MerchandisingおよびAmadeus Customer Experience Managementも契約しています。
WestJetの新しい究極のLCCであるSwoop、およびサウディアの新しいLCC子会社であるflyadealは2017年にNavitaire New Skiesを契約しました。

12月末時点では、計199社の顧客がアマデウス・アルテアまたはNavitaire New Skiesのいずれかを契約完了しており、そのうち195社は実装を完了しています。
 
 
 
新ビジネス
 
 
空港向けIT

2017年には引き続き当社の空港向けITの顧客が拡大しました。3月、アデレード空港はAirport Operational Database (AODB)、Airport Fixed Resource Management Solution(RMS)および Flight Information Display Systemを実装すると発表しました。

香港国際空港とアマデウスは世界初となる可動チェックインキオスクの配備に関する合意を発表しました。このキオスクは空港内のあらゆる場所はもちろんのこと、鉄道のプラットフォーム、ホテルまたはその他のロケーションでチェックインできるように空港外へ移設することが可能です。アマデウスが提供するこの多目的キオスクは、旅行者あるいは空港スタッフによるチェックインのためにスピーディに配備および移動することができ、フルサービスの提供が可能です。

また当社の空港向けIT事業は、CIS地域全体において大きく進展しました。カザフスタンのアクタウ国際空港はAmadeus Common Use Service (ACUS)を契約し、アゼルバイジャンのヘイダル・アリエフ国際空港はACUS、Baggage Reconciliation System (BRS)およびAODBを含むアマデウスの空港向けソリューションのフルスイートを契約しました。また、カザフスタンのアルマトイ国際空港は12月にACUSおよびBRSを実装しました。

当社はルイ・アームストロング・ニューオーリンズ国際空港、ピッツバーグ国際空港およびフォートローダーデール・ハリウッド国際空港を含む米国の新しい顧客と契約を締結しました。
 
 
ホスピタリティ

11月、Premier Innは中央予約システム(CRS)およびプロパティマネジメントシステム(PMS)という当社のホスピタリティプラットフォームの二つの主要機能を契約完了したと発表しました。またPremier Innはホテルチェーンとして初めてアマデウスのペイメントソリューションを採用することになります。
 
 
その他

6月には、トラベルチャネル担当シニアバイスプレジデントにDecius Valmorbidaが指名されました。また、Valmorbidaはアマデウス経営会議の一員に任命されました。

アマデウスの年次株主総会はNicolas Huss 氏を3年任期で独立取締役に任命することを承認しました。Huss 氏は金融サービス業界において20年以上の経験を有し、ヨーロッパ諸国および南米諸国においてApollo Global Management、Bank of Americaおよび General ElectricのCEOを歴任後、2017年3月まではVisa EuropeのCEOを務めました。現在はシームレスペイメントのグローバルリーダーであるIngenico Group のリテールビジネスユニット担当エグゼクティブバイスプレジデントです。

12月、取締役会は2017年12月15日発効にてPilar García Ceballos-Zúñiga氏を独立取締役に任命しました。Ceballos-Zúñiga氏はテクノロジー分野において広範な経験があり、この度の当社独立取締役就任以前にはIBM Global Digital Services, Cloud and Securityのエグゼクティブバイスプレジデントを務めました。Ceballos-Zúñiga氏は、当社の取締役を辞任したStuart McAlpine氏の後任となります。取締役会はMcAlpine氏のこれまでの当社に対する貢献と熱意への感謝とともにCeballos-Zúñiga氏就任に対する歓迎の意を表しました。

9月には、アマデウスは6年連続でダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス のDJSI WorldおよびDJSI Europeの両方において選定されました。今年は、アマデウスはソフトウェア&サービス業界部門のグローバルリーダーに認定されています。

 
 
 
1.        競争力は前述に定義されるとおりとする。
2.        以下の項目による税引き後の影響を除外する。(i)取得原価配分(PPA)行使により生じる影響、(ii)営業外為替差(損)益、(iii)その他の非経常損益項目
3.        親会社に帰属する継続事業による調整後利益に相当するEPS。当期の加重平均発行済株式数に基づき算出。
4.        【EBITDA-設備投資+営業運転資本の変動(増減)-支払済の税-支払済の利息および金融手数料】として算出。
5.        借入契約書に含まれる財務制限条項に関する定義に基づく。

 
 
 
 
アマデウスについて

アマデウスは世界の旅行業界へ先進のテクノロジーソリューションを提供する大手プロバイダーです。その顧客は、旅行プロバイダー(航空会社、ホテル、鉄道会社、フェリー運行会社等)、旅行販売者(旅行会社、旅行販売サイト)、旅行購入者(一般企業やTMC)等に分類されます。

アマデウスグループは全世界で約1万5,000人の従業員を擁し、スペイン(本社部門)、フランス(開発部門)、ドイツ(オペレーション部門)の他、全世界70拠点に支社を置き、190カ国超に事業所を展開しています。

アマデウスは30年以上にわたり、顧客やパートナーと連携し、先進テクノロジーの提供を通じて全世界の旅行者に対しワンランク上の旅の実現を支援しています。

アマデウスグループはトランザクションベースのビジネスモデルを運用しています。

アマデウスは「AMS.MC」の名称のもとスペインの証券取引所に上場しており、スペインIBEX35指数の構成銘柄です。

アマデウスについての詳細は、www.amadeus.comをご覧ください。また、旅行業界に関する情報は www.amadeus.com/blog でもご案内しています。