オーストリア航空、アマデウスが提供するスターアライアンスの共通ITプラットフォームを採用
【マドリード(スペイン)5月31日(現地時間)発】
旅行・航空業界向けITソリューション・プロバイダのアマデウス社は、スターアライアンスに加盟しているオーストリア航空が航空座席の在庫管理と搭乗管理のシステムをスターアライアンス共通ITプラットフォーム(CITP)に置換することを決定した、と発表しました。CITPは加盟航空会社が共有できる共通の顧客管理システムで、システムのホスティングはアマデウスが行っています。オーストリア航空は、ユナイテッド航空やルフトハンザ航空、その他の地域加盟航空会社と同様に、航空座席の在庫管理や航空券の発券、搭乗手続きなど、主要な渡航業務のすべてを段階的に移行させるプロジェクトに着手し、2009年半ばの移行完了を目指します。
オーストリア航空 ITサービス部門 バイス・プレジデントのライナー・ピヒラー氏は「アマデウスをプロバイダーに迎えたことにより、継続的に発生するITの開発・運用コストと予約システムのコストの両面で、飛躍的に単位原価を低減させることができます。アマデウスのシステムの採用により、多くの部門でビジネス・プロセスを簡素化できるだけでなく、常に最新のビジネス・プロセスを適用させることができます。オーストリア航空は、ルフトハンザ航空やユナイテッド航空に代表される航空会社が加盟するスターアライアンスのITプロジェクトに参画し、これら各社とともに業務プロセスの最適化を図る一方、各社間のインターフェースが撤廃されたことにより、オーストリア航空としても今まで以上に迅速、効率的にサービスの改善を促進できるようになります」と、CITPの利点についてコメントしています。
アマデウスのエアライン/パートナー向け戦略プログラム担当バイス・プレジデントのハンス・ヨルゲンセンは「オーストリア航空による今回の決定は、アライアンス間でのシステム統合や、顧客サービスと業務効率の向上の実現に向け、航空会社の間で柔軟性の高い新世代の技術へのシフトが起きていることを実証するものです。市場環境が複雑になるにつれ、航空会社各社は提供サービスや所属する航空ネットワークの種別にかかわらず、自社のニーズに即応可能な信頼できるITシステムの構築・運用が必須になります」と述べています。
オーストリア航空では、移行の第一段階として2007年末に、航空会社のシステムとして心臓部にあたる航空座席の在庫管理システムについて、CITPへの移行に着手します。移行に着手するまでに、オーストリア航空グループの全フライト15万便の情報(座席数、時刻表など)について、CITPへのマッピング作業を完了すさせる予定です。発券システムや搭乗システムは、第二段階として行われ、2009年までに稼働させる予定です。
【アマデウス】
アマデウスは、旅行プロバイダ、旅行代理店、そして旅行者に選ばれているITテクノロジーパートナーです。急速に変化する旅行業界において流通、IT、POS (Point-of-Sales) のソリューションを提供し、ニーズに適応しています。主要顧客は、旅行プロバイダ(航空会社、ホテル、レンタカー会社、鉄道会社、フェリー運行会社、船旅会社、保険会社、ツアー旅行業者)、旅行代理店、旅行者(企業や一般旅行者)。4つのソリューションは、予約システム(流通)&コンテンツ、セールス&e-コマース、業務管理、サービス&コンサルティング。マドリッド(本社とマーケティング部門)、ニース(開発部門)、そしてアーディング(オペレーション部門/データ処理センター)を拠点とし、この他にマイアミ、ブエノスアイレス、バンコクにリージョナル・オフィスを構え、76ヶ国、217を超えるマーケットで展開。株式会社アマデウス・ジャパン(本社:東京都 千代田区、代表取締役 大竹 美保)は、100%子会社。




