カンタス航空、次世代型航空予約・顧客管理システム「Amadeus Altéa 顧客管理ソリューション」に完全移行
~航空券の予約・販売からインベントリ管理、搭乗手続きまで、旅客サービスを包括的に推進~
2008年10月15日
【マドリード(スペイン)10月9日(現地時間)発】
旅行・航空業界向けITソリューション・プロバイダのアマデウス社(本社:スペイン・マドリッド)は、カンタス航空がアマデウスの次世代型航空予約・顧客管理システム「Amadeus Altéa 顧客管理システム(CMS)」を活用し、航空券の予約・販売からインベントリ管理、搭乗手続きまで、旅客サービスを包括的に推進していると発表しました。カンタス航空は先頃、乗客の搭乗手続きを管理するソリューション「Altéa デパーチャーコントロール 顧客管理」への移行作業を終えたことにより、これまでに導入されたAmadeus Altéa CMSのソリューションと併せ、すべてのソリューションを完全稼働させた最初の航空会社となりました。
カンタス航空に導入された次世代型の旅客サービス・システムにより、同航空会社の乗客やチェックイン・カウンター職員は、あらゆる局面で詳細なフライト情報を統一された画面を通じて把握できます。また、カンタス航空の航空券を販売するにあたり、優れた視認性のもと、付加価値の高い情報を参照でき、顧客別の一貫したサービスやスピード・チェックインなど、顧客に有益な独自サービスを提供できます。チェックイン・カウンターの職員は、従来の難解な画面と異なり、操作性に優れるAltéa CMSの画面と、そこに表示される最新の付加価値情報を基に、優先搭乗や前便への変更、座席指定、座席のアップグレード、座席の再確保など、乗客の要望にリアルタイムに対応できます。
カンタス航空 CIO(最高情報責任者)のジャミーラ・ゴードン氏は「カンタス航空はアマデウスとのパートナーシップを通じて、顧客管理システムを大幅刷新しました。今回のAltéa デパーチャーコントロール 顧客管理の稼働の成功を以って、何年にも及んできた両者の取り組みと投資が成就しました。他に類に無い顧客サービスは当社の強力の競争力であり、統合されたAmadeus Altéa CMSから提供される情報を基に顧客ニーズの把握に努めることで、優れたサービスを提供できるようになります」と述べています。
ゴードン氏はさらに「航空業界の業況が厳しさを増す中、業務効率の改善だけでなく、顧客ロイヤリティーの向上や売上の増大を促す上でも、テクノロジーの活用は極めて重要です」とコメントしています。
アマデウス コマーシャル担当エグゼクティブ・バイスプレジデントのデービット・ジョーンズは「今回の成果は、アマデウスとカンタス航空のみならず、業界にとっても重要な出来事と言えます。航空会社と乗客の関係を変革させるAltéa CMSのソリューションは、航空会社が今日の市場で真の競争優位性を確立できるように支援します。カンタス航空はAltéa CMSの導入により、現在の厳しい市場でも成功に導く営業戦略を動的に実践できるようにする機動性と信頼性のあるプラットフォームを構築できました」と述べています。
カンタス航空でのAltéa デパーチャーコントロール 顧客管理への移行プロジェクトには、両社合わせ、約800人のスタッフが従事し、71の空港にある6,000箇所以上のチェックイン・カウンターの職員に対してトレーニングが行われました。
カンタス航空とアマデウスのITパートナーシップは、2000年に締結された最初のITパートナーシップから始まりました。カンタス航空はその後、2002年に航空券の手配管理ソリューション「Altéa リザベーション」に移行、2004年にはインベントリ情報の管理ソリューション「Altéa インベントリ」を、そして2007年には機材のロードコントロール・ ソリューション「Altéa デパーチャーコントロール フライト管理」を導入しました。また2007年には、両社が締結していたITソリューションの協業に関する契約を、2017年まで延長しました。
カンタス航空でのAltéa デパーチャーコントロール 顧客管理の移行プロジェクトに関する情報
移行期間: 2008年5月10日~10月7日
関係した空港ターミナル: 80箇所以上
対象の出発便数: 49,000便以上
対象の乗客数: 約560万人
【Altéa】
Altéa は、次世代型の顧客管理システムとして、現在稼働している唯一のソリューションです。このソリューションを通じて行われている航空券の予約が世界全体の予約に占める割合は30%を超える勢いで、世界で最も実績のあるソリューションと言えます。顧客のバリュー・チェーンから航空会社の生命線となるフライト管理に至るソリューション・スイートで、高度なデータの連携や、データの重複を抑制するなど、ユーザーを旧来型システムに見られた制約から解放し、航空会社が先進的な取り組みを推進できるよう支援します。Altéaは、スターアライアンスの推奨共通ITプラットフォームとしても選定されました。Altéaは、航空券手配を管理する「Altéa リザベーション」、インベントリ情報を世界規模で管理できる「Altéa インベントリ」、そして乗客の搭乗手続きや機材の出発を管理する「Altéa デパーチャーコントロール」で構成されています。現在、「Altéa リザベーション」は世界約137の航空会社が採用しています。
【アマデウス】
アマデウスは、旅行プロバイダ、旅行代理店、そして旅行者に選ばれているITテクノロジーパートナーです。急速に変化する旅行業界において流通、IT、POS (Point-of-Sales) のソリューションを提供し、ニーズに適応しています。主要顧客は、旅行プロバイダ(航空会社、ホテル、レンタカー会社、鉄道会社、フェリー運行会社、船旅会社、保険会社、ツアー旅行業者)、旅行代理店、旅行者(企業や一般旅行者)。4つのソリューションは、予約システム(流通)&コンテンツ、セールス&e-コマース、業務管理、サービス&コンサルティング。マドリッド(本社とマーケティング部門)、ニース(開発部門)、そしてアーディング(オペレーション部門/データ処理センター)を拠点とし、この他にマイアミ、ブエノスアイレス、バンコクにリージョナル・オフィスを構え、76ヶ国、217を超えるマーケットで展開。
株式会社アマデウス・ジャパン(本社:東京都 中央区、代表取締役 大竹 美保)は、100%子会社。




